同じ条件の部屋を同じ温度にするのに必要な熱エネルギーは同じですので、電気ヒーターで比較した場合、デロンギヒーターだけが電気代が高いというのは物理的に正しくありません。また、単純に最大消費電力を元に電気代を算出して比較される方がいますが、それも間違いです。希望室温を設定できるデロンギヒーターであれば、設定温度に近づくと、消費電力を下げたり、OFFにして運転するので、最大消費電力で運転し続ける事はありません。よって最大消費電力を元に電気代を比較するのは間違いと言えます。
冬の体調管理にあたらしい選択を。
閉め切った環境となりやすい冬、どうやって住まいの環境を安全で快適なものにして、体調管理を行えばいいのでしょうか?
そこでデロンギは新潟県立大学と共同研究を行い、デロンギ ヒーターと一般的なエアコンで暖房運転を行った際の居室空間での気流と飛沫核の拡散状況を比較しました。その結果、デロンギ ヒーターは温風が出ない「ゼロ風暖房」なので、ハウスダストの浮遊やウイルス飛沫の拡散を抑えられることが確認されました。
新潟県立大学 坂口淳教授に聞く、冬の最適な室内空間の保ち方について
新潟県立大学 坂口 淳(さかぐち・じゅん)教授 プロフィール
新潟県立大学国際経済学部教授。博士(工学)。
専門分野は建築都市環境学。主に、室内空気環境、省エネルギー、環境問題について広く研究している。室内環境学会、空気調和・衛生工学会、日本建築学会などに所属。
1993年、新潟大学工学部建築学科卒業。1998年、同大学大学院自然科学研究科環境科学専攻(博士課程)修了。
「デロンギと共同で実施したシミュレーションでは、暖房使用時に室内の飛沫粒子50,000個が咳によって拡散された場合の一般的なエアコンとデロンギ ヒーターについて比較を行いました。一般的なエアコンのように対流によって室内へ熱を伝える暖房機器では比較的速やかに粒子が拡散している一方で、デロンギ ヒーターでは室内気流速は比較的遅い特徴があり、室内を浮遊する粒子の拡散も遅いことが分かりました。」
「今回の結果からも分かるように、暖房時の室内気流は、換気設備と暖房機器の種類と配置※によって変化します。特に今年はウイルス対策が求められます。ウイルス対策では感染経路の遮断が重要であると言われており、生活環境下である室内においては、帰宅時の手指消毒、感染者との距離を空けること、充分に換気することが大切です。今回の実験に使用した輻射で熱を伝えるデロンギ ヒーターは空気温度が低下しても体感温度をキープできる暖房機器であると言われています。窓開けによって屋外の冷たい空気を取り入れる自然換気を行った場合も、体感温度の低下が少ないという特徴があります。」
「今年の冬は、デロンギ ヒーターを窓際に配置するなど、暖房機器の種類と配置にこだわることで、換気と快適な室内環境のバランスを保つことはいかがでしょうか。」
室内環境を最適に保つため、こまめな換気が推奨されている中、冬場の換気で気になるのは「換気による室温の低下」です。 デロンギ ヒーターは輻射熱暖房だから、5分程度の換気を行っても体感温度はほとんど変わらず、暖かいまま。定期的な換気を行いながら、快適にすごすことができます。
換気をしても、体感温度キープ